ラッキークラフト・プロのスキート・リース、
レイク・アミスタッドで9位に

ラッキークラフト・ポインターがカギとなったプロも
  LAKE AMISTAD - Final Standings
09th
Skeet Reese
33th
Gerald Swindle
57th
Rick Clunn Presented by Bass Pro Shops
63th
Takahiro Omori
78th
Kelly Jordon
>>>スキート・リース Skeet Reese
 

テキサス州デルリオ(2007年3月16日)
レイク・アミスタッドが今年最初のエリート・シリーズ開催地だが、ここは気の弱い人には向いていない。通常持ち込まれるウェイトは高く、優勝には100ポンド以上必要になることもある。

国内で最も人気のあるバスレイクを釣り終えたプロ達がウェイインするのを見るため、ディアブロ・イースト・マリーナには4日間とも満場の観客が押しかけた。何週間か前にバーミンガムでクラッシック優勝を惜しくも逃したばかりのラッキークラフト・プロ、スキート・リースはまたも素晴らしい成績を収めた。

ポケットや絶壁を釣ったが何のパターンも見つけられず、リースはプラクティスで好スタートを切れなかった。彼はラッキークラフト・ポインター128(チャートリュースシャッド)で5ポンドフィッシュを2匹釣ったが、プラクティス初日に釣った他の魚は全て、ただのキーパーサイズだった。リースはプラクティス2日目には場所を変えてこの湖を攻略しようとしたが、約12ポンドしか釣れなかった。

 

「プラクティスの2日目が終わった段階では釣れていなかった。でもその日の終わりに、とても良さそうなエリアを見つけたんだ。そこは魚が入ってくるのに最適な場所に見えた。いいディープチャンネルが入っている大きくてオープンな湾で、この湖の他の場所とはまるっきり違っていた。」

リースは3日目、その新しい場所に行くことにし、そのエリアの入り口から釣り始めて、奥の方に流していった。ポケットの片側にスピナーベイトを投げると、彼は立て続けに2本、5ポンドフィッシュをキャッチ。ポケットの反対側に行くと、リースの投げたポインター128を、5~7ポンドフィッシュの群れが追いかけてきた。

 

「魚達はルアー(ポインター)を奪い合っていた。ここまでのプラクティスでそれがベストだった。だから試合はそこから始めることにしたんだ。」

今年のバスマスタークラッシックがそうだったように、リースはプラクティスが良くないときには試合で好成績を出すようだ。

試合初日、リースはプラクティスの最終日に見つけたエリアに行き、一流しで魚をキャッチし、一時間でそのエリアを離れようと思っていた。しかし最初の一流しではワンバイトも無かった。

 
   
 
   
 
   
 

「良くないなと思った。ポインター128(チャートリュースシャッド)でもう一流しすることにして、今度はもう少しゆっくり釣った。そうしたら3ポンドフィッシュを2匹キャッチして、その後ESPNのカメラ艇の目の前で7ポンドフィッシュを釣ったんだ。」

エキサイティングなテレビでのハイライトシーンの後、リースはそのエリアを出てプラクティスで見つけたベッドフィッシュを釣りに行った。

「湖を横切って、ベッドフィッシュが何匹かいたエリアに移動した。風が強過ぎて、他の誰かが釣ってしまったのかどうかは分からなかった。そこにピッチングで入れた瞬間、約4ポンドのオスをキャッチした。それで1匹入れ替えて、リグり直して2投目にメスをキャッチした。それは6~7ポンドあった。」

言うまでもなく、自分が行く前に他の誰かがこのベッドフィッシュを釣っていなかったことは、リースにとってとても嬉しいことだった。好調な初日を終え、リースは25ポンド2オンスをウェイインして、いい順位で2日目に臨んだ。

2日目、自分のエリアであまり釣れなかったため、リースはエリアを探しながら釣っていくことにした。ポインター128でフラットを釣ってリミットメイクし、リースは2日目に21ポンド強をウェイインすることができたが、少し苦戦したと話した。

「2日目の終わりの方に、僕のスタートエリアに戻ってベッドフィッシュをもう一匹見つけたんだ。釣り時間は残り1時間ぐらいで、5ポンドのメスをキャッチした。今日は全部でキーパーが9~10本しか釣れなかった。」

3日目は2日目とあまり変わらず、リースは20ポンド5オンスをウェイイン。決勝には残れないと思っていたが、驚いたことに、リースはトップ12入りを果たした。

「決勝に残るには23~25ポンド必要だと思っていた。でも残ることが出来てすごくびっくりしたし、最終日に何も失うものはないと気付いた。」

リースは4日間のトータルウェイト86ポンド5オンスで、この試合を9位で終えた。2試合連続での好成績で、リースはこのままこの勢いが続くことを願う。

「去年よりもずっといい順位がここで出せたことはいいことだ。バスフィッシングというスポーツで、アングラーオブザイヤーを獲得することが僕の一番の目標だけれど、何が起こるか分からない。僕は、釣り競技においてのレベルが上がっって、試合運びが上手くなったと思う。それは歳をとったからというのもあるけれど、今までよりアングラーとしての自分というものがより良く分かってきたと思うし、自分がどういう釣りをするのかが分かったからだろう。」

 
 
>>>ジェラルド・スウィンドル Gerald Swindle
 
ラッキークラフトのジェラルド・スウィンドルもリースと同様、あまりプラクティスはよくなかったものの、3日目まで進むことができていい試合となった。

「月曜日から水曜日まで、あまり釣れてなかった。実際、プラクティス初日は16ポンドしか釣れなかったんじゃないかな。去年釣れたエリアを何箇所かチェックしたけど釣れなかった。」

 

 
 
 
3日間の釣れないプラクティスが終わり、スウィンドルはラッキークラフトLVR D-10がキーになるだろうと予測した。

「フラットをジャークベイトで釣っていて、その真ん中に溝があるのが見えた。その溝にLVR D-10(レインボートラウト)を投げたら、水深20フィートぐらいのところで2ポンド半の魚が釣れた。プラクティス最終日だったけれど、そこがいいのか分からなかったから、そのスポットをマークしなかった。それがどこだったのか見つけるのに、20個ぐらいのポケットを釣るはめになった。」

スウィンドルは初日を21ポンド12オンスで終え、その魚は全部スレンダーポインター127(ゴーストブラウン)で釣った。2日目、彼は同じ場所に行った。

「2日目は奮闘して、最初の2本は7インチのヤマセンコーでキャッチした。リミットメイクしたけれど、その内2本はキーパーぎりぎりだった。だからそこからの3時間(正午~午後3時)はトローリングモーターでベッドフィッシュを探しに行ったんだ。帰着時間の15分前に4ポンドフィッシュを1本見つけた。それでまた20ポンドウェイインできたけれど、もっと釣る必要があると分かっていた。」

 
   
 

スウィンドルは3日目も同じスポットに磁石のようにひきつけられ、リミットメイクはしたが、ビッグウェイトを出すことは出来なかった。スウィンドルは3日目16ポンドをウェイインし、トータルウェイト58ポンド1オンス、33位で試合を終えた。

「釣ってたエリアに問題があったんだと思う。釣り切ってしまったんだと思うんだ。30位の場所での優勝試合をしたんだとマーティ(・ストーン)に話した。やり直すとしたら、全然違うエリアを釣るだろうね。」

スウィンドルはいつもならこの順位ではがっかりするところだが、今回は違っていた。

「33位に満足は出来ないけれど、とてもいい試合をしたような気分なんだ。間違った魚を追いかけていただけでね。」

 

 
>>>大森貴洋 Takahiro Omori
 

アミスタッドで63位に終わった、ラッキークラフトの大森貴洋もプラクティスでは毎日20~25ポンドと釣れていた。

「ベッドを探したり、バイブレーションを投げたり、ブッシュにフリップしたりといくつか試した。プラクティスでは釣れるパターンがいくつか見つかったから、かなり自信があった。」

大森は試合初日、あるクリークの奥にある岬を釣っていた。曇っており風もあったため、大森は26ポンド4オンスをウェイインし15位でスタートした。

「7ポンドと3ポンドの魚をディープクランクで釣った。別のスポットに行ったら、また7ポンドフィッシュが釣れたから、明らかにいい初日だった。レイク・アミスタッドでの初日でこれだから、いいスタートを切ったなと思った。でも自信過剰にはならなかった。自分のやらなきゃいけないことをやっているだけで、この湖で勝つにはビッグウェイトが必要だから。」

2日目は大森にとって全く違う日となった。彼は午前9時の段階で1本しか持っていなかったのだ。

 
   
 

「ボートがたくさん通っていて、ローカルの釣り人も多かった。それで昨日釣っていた場所の魚が食わなくなった。初日のようにはバイトして来ないと分かって、少し釣り方を変える必要があった。」

大森はベッドの魚を探しながら、バイブレーションとヤマセンコーを投げ始めた。ブッシュにも少しフリップしたが、1日中何も釣れなかった。

「天気が少し変わったけれど、プラクティスでは晴れていてもよく釣れていた。理解できないけれど、これが釣りの不思議だと思うよ。結局4本しか釣れなくて、驚いた。ここはレイク・アミスタッドなのに。2日目は10ポンドキャッチすれば3日目に進めたのに、初戦でしくじった。もっといい試合になるはずだった。」

トータルウェイト32ポンド14オンスで、初戦を63位で終えたことに大森は腹を立てているが、チームメイトのストーンと同様、これをバネにしようとしている。

「新しい試合には冷静な気持ちで臨まなくちゃいけないから、この試合は忘れないとね。過去はコントロールできない。もう終わってしまったんだから、忘れることにして前に進むよ。」

大森は3月22~25日にカリフォルニア・デルタで開催される次のトーナメントを楽しみにしている。

「カリフォルニアに行くのを楽しみにしているんだ。いい釣り場だし、西海岸に行く機会も少ないしね。デルタもアメリカで最高のバスレイクの一つだ。そこではいい試合が出来るといいな。」

 
 
>>>ケリー・ジョーダン Kelly Jordon
 
 

ラッキークラフト・プロスタッフのケリー・ジョーダンは、トータルウェイト29ポンド2オンスで78位に終わった。ジョーダンもプラクティスでは釣れており、ラッキークラフト・ポインター100 DD(パールアユ)を使って8ポンドや9ポンドフィッシュを見つけていた。

「水深18~35フィートぐらいの大きなフラットにある流れ出しを釣っていたんだ。晴れていて風もなくて、凄くバイトしてきていた。特に僕はディープを釣っていたからね。100 DDフラットCB D-20(オーロラグリーンパーチ)で釣れていた。」

 
 
 
   
 
   
 

ジョーダンがプラクティスで釣っていた魚は、ある特定のエリアにいた。それは水深21~30フィートぐらいにある小さな流れ出しの岬か、18フィートから25フィートという急激な落ち込みのある、フラットの奥かどちらかだった。ジョーダンはプラクティスではそこの魚に手を着けず、試合1日目に行くことにしていた。

「優勝はディープから出ると分かっていたから、他はどうでも良かった。どうしても釣るしかない状況にならない限りは、岸際を釣らないと心に決めたんだ。ディープに懸けた。」

岸から3マイルほどの場所を釣っていたジョーダンは、海釣りをしているような気分だった。そのエリアには彼の他に1人しかいなかったが、試合中にバイトが変わり、波が出てきた。

「魚が全部小さくなってしまって、波は大きくなった。全然いいバイトが来なかった。キーパーは20本ぐらい釣ったけれど、風のせいでディープのストラクチャーを上手く狙えなくて、クランキングの魚はとても小さくなってしまった。大きな前線が入ってきて、僕はそれを攻略できなかった。」

ジョーダンは初日、5本で13ポンド10オンスをウェイインし、2日目も同じ場所に挑戦することにした。

「2日目、僕は午前10時までそこで釣って、それであまり釣れなかったから違うスポットに移動した。魚はみんなシャローに入ってきたんだと思ったんだけれど、違った。結局シャローをスレンダーポインター127で釣って、2日目は2~3ポンドフィッシュをキャッチしただけだった。」

トータルウェイト29ポンド2オンスで、2日目78位で試合を終え、ビッグフィッシュを釣るのが大好きなテキサス在住の彼は、非常にがっかりした。

「こんなにたくさんのビッグフィッシュが釣れているのに、本当にがっかりだ。もっといいプランを持っていなくちゃいけなかったのかもしれないけれど、僕は結構頭が固くて、本当に優勝を狙っていた。ポイントを稼ぐための釣りはしない。ディープで優勝だと思ったし、いいバイトがくればチャンスがあると思った。2日目にもっと粘るべきだった。」

ジョーダンはカリフォルニアの釣り場の素晴らしさを知っていて、早く西に行って今回の穴埋めをしたいと思っている。

「カリフォルニア戦を楽しみにしている。デルタには巨大なバスがいるし、その多くはスポーニング中かそれに近い状態だろう。リアル・カリフォルニア・プレミアム130を試して見ようと思う。ビッグフィッシュを釣るにはビッグルアーを投げないとね。」

 

 

 
>>>リック・クラン Rick Clunn
 

バスマスター・レジェンドでバスプロ・アングラーのリック・クランは、トータル33ポンド12オンスでレイク・アミスタッドを57位でフィニッシュした。ビッグフィッシュがどこに集まっているのか、結局分からなかったとクランは語る。

「プラクティスで釣った最大リミットはスピナーベイトで、そして2日目はポインター128(ヒッチカラー)でいいサイズを2本キャッチした。」

プラクティスでクランがスピナーベイトを投げている時、彼のコアングラーがジグで釣れ始めた。それで彼はブラシホグタイプのルアーに替えることにした。

「試合初日はそれでほとんどの魚を釣った。初日はそのルアーをブッシュにフリップして、2日目も大半はそれで通した。思っていたようには魚がルアーを追いかけていなかったから、かなりスローダウンしなくちゃいけないことが分かった。」

 

 

 

初日12ポンド12オンスしか釣れず、それでクランは3日目に進むことができなかった。

「今日(2日目)はなかなかのリミットをウェイインしたけれど、昨日12ポンドしか釣れなかった。ここでは1日20ポンドぐらい持って来ないと3日目には進めない。」

クランの不運の原因は、スローな釣りに変更するのが遅かったことだった。

「初日、僕はジャークベイトとスピナーベイトで釣ろうとした。でも2日目に僕が釣ったビッグフィッシュの大半は昼前にバイトして来たから、昨日は完全にそのバイトを取り損なったんだ。」

 
 

 

RC 0.5
Length:1-3/4" Weight:1/4oz

RC 1.5
Length:2
" Weight:1/2oz
RC 2.5
Length:2-3/4
" Weight:1/2oz
RC 3.5
Length:3-1/4
" Weight:3/4oz

Copyright 2009 LUCKY CRAFT, INC. All Rights Reserved. ニュースレーターのお申込はこちら