JBトップ50 第3戦 ベイトブレスCUP
~長野県 野尻湖 9月7日(金)~9日(日) ~

【タックルデーター】
 
■ ルアー
サイレントベビーシャッド60
■ ルアー
ポインター65DD
■ ロッド
スピニング6フィート10インチ
■ リール
2500番
■ ライン
バウオ スーパーフィネス3ポンド

---第3戦野尻湖、おつかれさまでした。今戦は残念ながら、52人中45位でした…。

  …………………………………。今回は、何も話せることはありません(笑)
   
---(笑)。さておき、プリプラクティス期間中がちょうど韓国遠征(8月19日、KBプロ戦@シンガル貯水池)の時期に重なって、練習不足だったとか?
 

いや、プリプラをしてなくても上位に入れる選手はいるから、それは関係ないよ。まぁ、韓国から帰国して、プリプラに入れる期間が1日しかなかったんで、疲労を溜めたまま野尻湖へと行く気力はなかったというのもあったんだけど…。ムリをするよりは体を休めて、直前プラと本戦には万全の体勢で挑もうと。韓国戦である程度手応えを掴んだ釣り方もあったし

   
---韓国戦では、並みいる現地の強豪を相手に2位入賞! どんな釣り方だったんでしょう?
 
 

フィーディングモードに入ってるバスに、ポインター65DDとサイレントベビーシャッド60のスローなステディリトリーブで食わせる方法。レンジと泳ぎ、それに音が違うから、ローテーションすることで同じ場所で2尾獲れるんだ。韓国戦は相手がラージマウスだったけど、野尻湖はスモールマウスがメインでラージは数が少ない。ならば、この釣り方で各日ラージを2尾獲ってから、スモールの釣りに入ってもいいんじゃないかと

 
   
---サイレントベビーシャッドはSHINGOサンがプロデュースした作品。どんなメリットがあるんですか?
 

元々、ベビーシャッドが好きでずっと使ってたんだけど、年々フィールドのプレッシャーが高まっていくに従って、サイレントの必要性に注目したんだ。自分でラトルを固定してサイレント(音ナシ)にチューンして使ってたんだけど『市販品として売り出したい』というお話をいただいてリリースに至ったんだ。特に、叩かれたまくったフィールド、場面ででもう1尾欲しい時にきっと威力を発揮してくれるよ

---なるほど。精鋭たちが集うトーナメントの舞台でも強い味方になりそうですね。で、実際、直前プラに入ってみてどうでしたか?
 

昨年のTOP50桧原湖戦で優勝した時に使った『トリックスター』(シャッドのキャロで中層をドラッギング&ジャーク)は公開してしまったせいか、あまり効き目がなく2尾のみ。流す場所もあまりなかったんだよね。一方で、思いのほか表層で何かを食べてるスモールが多かったんで、コレを狙ってもいいんじゃないかなと。トップウォータープラグのエビール50Sなどで表層を探ったり、前述の2つのプラグのステディリトリーブで浮き上がらせたりして食わそうかと

---表層でのシャッド、ミノーのステディリトリーブと言えば、今戦で4位に入った山木一人プロの戦略に近い釣り方ですね?
 

結果的に似た釣り方だったんだけど、僕の場合、場所とタックルがマッチングしてなかったのか、アタるんだけど乗らない…。飛距離を出したいから6フィート10インチという長めのスピニングロッドを使ってるんだけど、まだベストのセッティングじゃない。可能性はある釣り方なんだけど、僕にはまだ煮詰め切れてないのかな。要勉強だね。結局、試合では韓国でも使ったもう1つのパターンでしか釣れなったんだよね…

---さて、本戦初日です。どんな展開で?
 

台風の影響が多少あって、軽く雨が降ってたんで、シャローにフィーディングに上がって来るであろうバスを獲ろうと。テールをカットしたしたゲーリー4インチグラブ(=イモグラブ)のノーシンカーでワンドの張り出しを狙いに。水深3メートル前後まで沈めて、ズル引きして止めてを繰り返すと、ププッとアタリはあるけど乗らない…。12~13尾掛けたんだけど、獲ったのは3~4尾。うちキーパーはたった2尾だけで…

---メインに考えていた表層の釣りはどうでしたか?
 

魚が追っては来るんだけど、なかなか食わない。雨が強過ぎて、狙いの魚より先にノンキーが食って来て…。ワンドの奥にあるバンクを狙ったんだけど、人が多くてなかなかロングキャストで狙えない…。やっと狙うことができて、食って来ても遠いからアワセが利かずに乗らない…。レイダウン周りで掛けた時は切られたし…。戦略が裏目裏目に出たよ…。初日のウェイト? 覚えてない…

---684グラムで単日46位。決勝に残れる30位内に入るは大きく挽回しないと。
 

初日の失敗があったんで、やや強気の攻めに。スピンネーカー沖のハンプに朝イチ上がってくる魚を獲りに行ったんだけど、土曜日ということで一般の釣り客も多くて魚がなかなか上がって来ない。水中島にも行ったけど、時間が早過ぎたのか魚はいなかった。ディープも狙ったけど、バイトはあったものの乗せられず。仕方がなく、1尾でも魚を獲ろうと、初日と同じイモグラブパターンに入って3尾。サイレントベビーシャッドでも狙ったんだけど、魚が上がって来るほど活性は高くなかった。これで終了…

---1222グラムで単日34位、総合45位でフィニッシュ。
 

散々な結果だったね。韓国戦で成功したパターンをそのまま純粋に野尻湖で試してみたかっただけなんだよね、今戦は。このパターンは河口湖でも最近は使えるんで、もしかしたらと韓国で試してみたらハマった。さらに野尻湖でも、と欲を出したのが失敗だったね… まだ未完成の釣りなのに。ただ可能性はある。これから試行錯誤して、いつかはトリックスターに次ぐ自分の武器にしていきたいと思ってるよ

文:近藤圭一 ● 写真:市川喜栄
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