スウィンドルが13位と健闘
大森も好調なスタートを切る

テキサス州デルリオ(2006年3月13日)

『国境でのバトル』と名づけられた、レイク・アミスタッドでの2006年バスマスターエリートシリーズ初戦はビッグフィッシュが続々とウェイインされ、しばらく忘れられない試合となるだろう。ラッキークラフト・プロスタッフのジェラルド・スウィンドルも13位と立派な成績を残した。

レイク・アミスタッドは、デルリオのすぐ南にあるメキシコとテキサス州の境に位置し、アングラーのパラダイスだ。釣れる人には1日で100匹ほど釣れ、魚を釣ることに問題は無い。ビッグフィッシュを釣ることが出来るかに差が出るのだ。

After Del Rio, Texas
Total
282
267
265
243
185

>>>ジェラルド・スウィンドル

2004年バスマスターアングラーオブザイヤーのスウィンドルは2度目のAOYへの挑戦を、いい形でスタートさせた。彼はトータルウェイト79ポンド9オンスをキャッチし、13位でフィニッシュした。

「たった15オンス差でファイナルに進めなくて本当にがっかりだ。」とスウィンドル。「1~2回休憩を入れること以外にやり残したことは何も無い。ビッグフィッシュ祭りになると思っていたけれど、本当にその通りになった。」

「トップウォーターからサイトフィッシングまで、この試合は色んな釣りをした。この湖はアングラーの釣りたい方法で釣れる。日によって違うから何がいいのかずっと考えさせられる。この湖のそういうところがいいんだ。」

色々な意味でレイク・アミスタッドは主役となった。

「僕が今までに行った中でもこの湖は、1日20ポンド釣っても『あんまり釣れてない』と言わせられる唯一の湖。こんなにビッグフィッシュがたくさんいる湖は初めてだ。いつ10ポンドフィッシュが掛かってもおかしくない。というより毎キャスト10ポンドフィッシュが釣れる可能性がある。そのせいでアドレナリン全開で、試合が終わった今は疲れ切っているよ。ファイナルに残りたくてたまらなかったから、もう少し釣りをして行こうかと思っている。こんなに素晴らしい湖なら、誰でももう1日釣りたいと思うはずだ。」

スウィンドルは2日目驚異の29ポンド6オンスをウェイインし3日目に駒を進めた。スウィンドルは初日20ポンド1オンス、2日目21ポンド2オンスと、3日間20ポンド以上をキープした。彼の目標は2度目のAOYタイトルだが、彼の最初のリアクションは落胆だった。

「いいシーズンのスタート切ったけれど、僕はそういう目で見ていない。そうした方がいいのかもしれないけれど、ファイナルに残れなかったことが悔しいんだ。ビッグフィッシュが絡む試合ではもっと上手くならないとだめだ。この試合での目標の一つは粘り強く釣ることで、それは達成した。この規模のトーナメントは初めてじゃない。こういう試合では保守的にスタートしちゃだめだ。突き進まなくちゃ。なかなかの高スタートではあるけれど、ファイナルに残るだけの釣りが出来なかったことが悔しいんだ。」

ジャークベイトパターンがこの試合では効いていたようだが、スウィンドルはいくつかのラッキークラフトルアーで成績を出した。

「プラクティスでは大きいサイズのガンフィッシュ(アメリカンシャッド)でいいやつを何匹か釣ったし、BDS-4BDS-3をブッシュへのクランキングで使った。フラットCB DRもかなり良く釣れた。トーナメント中はずっと、スレンダーポインター112のチャートリュースシャッドカラーにもすごくバイトしてきていたよ。」

 
>>>大森貴洋


大森貴洋もまた、シーズンをいい成績でスタートさせた。テキサス在住の彼はトータル61ポンド13オンスをウェイインしての30位という成績に満足している。

大森はもっと大きな意味での成功に重点を置いているのだ。

「今シーズンはいいスタートを切ることができた。ここで釣るのは初めてだけれど、いい成績を出さなくちゃいけない試合だった。いつも初戦の結果は残りの試合の流れを決める。だからこの試合は特に失敗したくなかったんだ。」

大森は5匹のラージマウスで26ポンド3オンスを釣って初日をスタート。2日目は14ポンド11オンスと苦しんだが、トップ50入りするには十分だった。3日目大森は20ポンド15オンスと、またも20ポンドを超えた。

アミスタッドの釣り方には色々ある。カバーへのクランキング、サイトフィッシング、ジャークベイト、そしてトップウォーター。しかし大森にとってそれは多すぎる選択肢だった。

「この湖は僕には難しいよ。25フィートディープでも釣れるしサイトフィッシングも出来る。水が濁っていても釣れるし、クリアウォーターでも釣れる。僕のメインはポインター100のゴーストミノーで、それで数匹釣った。僕の好きなルアーだからよく釣れた。特に風が強い時に良かったよ。」

大森は、彼のホームレイクに近いサムレイバンで来週行われるトーナメントへ気合十分だ。

「レイバンでは、過去3回の試合全てトップ2入りしている。僕のホームレイクのレイク・フォークと同じ様な釣りが出来る湖だからとても楽しみなんだ。」


>>>ケリー・ジョーダン

テキサス在住のケリー・ジョーダンは、56位と悔しい結果となった。彼は初日の19ポンド15オンスを含めたトータル、35ポンド14オンスでこの試合を終えた。

トーナメントフィッシングではタイミングが全てとなることがある。

「タフな試合だった。僕のやり方もよくなかった。このタイプの釣りが好きだから更に悔しいよ。昨日(初日)は風にやられた。僕はフライトが遅くて、僕がスタートしたかったエリアには先にバンダムが入っていて30ポンド釣られた。全てにおいてタフだったよ。」

「今日(2日目)は結構な数のバイトがあったけれど、うまくモノにできなかった。ディープクランクの(ラッキークラフト)D20で釣ったんだ。アメリカンシャッドカラーがすごく良かった。ゴーストミノーのポインター128も少し投げた。でも昨日はああいう天気だったから、ほとんどサイトフィッシングをした。」

「素晴らしい湖だよ。16ポンド釣れても、釣り方が分かってないような気になるぐらい凄い湖だ。昨日(初日)20ポンド釣ったけれど、それさえもイマイチだと思った。本当に素晴らしい釣り場なんだ。初日に前線が直撃したのは残念だった。ここはエキサイティングな釣り場で、景色も美しいよ。」



 
>>>スキート・リース

ラッキークラフト・プロのスキート・リースにとっては、ほろ苦いトーナメントと言う表現がぴったりの試合となった。北カリフォルニア在住の彼はゲームプラン通りに釣りをし、トップ50に入れるだけのバイトと魚をゲットした。

しかし、彼が計算に入れていなかったのは苦さだった。リースは2日目に16ポンド1オンスを釣ってトータル35ポンド5オンスと57位になってしまった失敗について語った。

「2分遅刻してしまって、2ポンド失い、それと一緒にセミフィアナル行きと1万ドルも失ってしまった。もちろんポイントも。何が起こったかって言うと、8ポンドぐらいの魚がいて、ルアーを見には来るんだけれどバイトしない。この1匹を釣らないとセミファイナルに残れないと思ったんだ。その状態でボーダーラインにいると分かっていたけれど、欲が出てきて。ぎりぎりまで粘るべきじゃなかったんだ。5分もあれば戻って来れると思っていたけれど、6分かかった。出来るだけ速く、真っ直ぐにボートを走らせて、到着したら2分の遅刻だった。その時点でトップ50には残れないと思ったよ。」

「バラしに悩まされたこともあったけれど、そういうどうしようもないことは釣りには付き物だ。だけど遅刻は自分自身のミス。凄く頭に来るし、こういうミスは許せない。」

リースは確信のあるゲームプランを持ってこの試合に望んだ。やるしかないと思わせるパターンだ。

「ずっとベッドの魚やポケットに上がってきた魚を探していた。プラクティスで僕は53匹のベッドフィッシュをマークしたと思うけれど、釣ったのはその中の1匹だけだ。」

「ここの魚は変なんだ。何度か通過していった寒冷前線にとても影響されたんだと思う。僕が最初に釣ろうと思っていた魚は、ピート・ポンズが先に釣っていて10ポンドフィッシュだった。2匹目の魚は5ポンドフィッシュで、僕が最初のキャストで釣った。そして3番目の7~8ポンドフィッシュの元へ行ったら、もう居なかった。ウェイポイントを25~30個チェックしたと思うけれど、全部居なくなっていた。釣られてしまった訳じゃないと思う。水温が下がったのと風向きが変わったせいで、魚がそのエリアから居なくなったんだと思うんだ。」

リースはプラクティス中に、このことに気付いた。「プラクティスで僕に分かったのは、風が当たっているところは湖の中で一番水温が高いということ。午後になると風の当たっているポケットは18~20℃になるけれど、風裏は15℃しかない。たくさんのプロがそれに気付いていたと思う。」

「結構みんなやってたように、ジャークベイトやスイムベイトを投げてプリスポーンの魚を釣ろうとは僕はしなかった。自分のゲームプランに固執しても、セミファイナルに残るはずだったことを考えると、それも間違っていなかった。僕の望んでいたようなトップ12を狙える試合じゃなかったけれど。3日目まで進めれば、何とかなると思っていたんだ。2日目の午後には魚がもっと上がり始めていた。今朝2時間ほど湖に出てみたら、やっぱり上がって来ていた。サイトフィッシングで粘っても、25~30ポンド釣れる可能性があった。トップ25フィニッシュしたような気分だ。そうだとポイントも良かったのに。」


 
>>>ジョー・トーマス

2日間で26ポンド13オンスを釣り89位でフィニッシュしたジョー・トーマスにとっても、悔しいトーナメントとなった。

「バイトが来る度に、トップ20に入れるチャンスがあった。毎日2~3個はキーになるバイトがあって、それを全て無駄にした。振り返って見ても何が悪かったのか分からない。運の悪いラインブレイクだったのか、僕のやり方が悪かったのか、どちらにしてもかなり響いた。釣れればトップ25に入れるパターンを持っていたんだ。僕は毎日スレンダーポインター112のMSアメリカンシャッドで釣ったし、初日のいい魚2匹もそれで釣った。」

「ブレーデッドラインを使えば良かったのかもしれない。魚はブッシュから出てきてバイトしていた。ブレーデッドを使っていればラインストレッチが少なくて良かったかもしれない。」

「エル・サルトを除いて、この湖は今までで最高の釣り場だと思う。僕が見せることは出来なかったけれど、ビッグウェイトがウェイインされている。ちゃんと手入れをしていれば長い間素晴らしいままの湖でいられるだろう。ずっと水位が低かったことがこの湖の『秘密の』ポテンシャルに関係していると思う。2年前ぐらいに水をいっぱいに戻したばかりなんだ。湖の水位が低くてしかもボートランプが少なかったこともあって、人が湖に出ていなかった。水草が生えていなかった10年前は痩せたバスだらけの湖だったと聞いたよ。」

 

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