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Photo: Lucky Craft

Week 5 – FLWオキチョビ戦

2006年1月30日

テキサスのプロ、ケリー・ジョーダンは、チーム・ラッキークラフトのツアーシーズンへの勢いを、先頭で引っ張っている。彼は2005年FLWツアーオキチョビ戦優勝に重ねて、今年同じ場所での初戦で4位入賞を果たした。バスファンの他の記事にもあるように、彼は込み合ったムーンシャイン・ベイで勝ち残り、2万ドル以上の賞金を手にした。

しかしこの試合に出場していたエリート・プロスタッフは彼だけではない。同じく両ツアーに参戦する大森貴洋プロも何とか賞金を手にしたし、ブレント・エーラーはラッキークラフトのルアーだけではなく、カリフォルニアのルアーも使っていい魚を釣った。詳しくは以下の通りだ。

オキチョビは、ブレント・エーラーの住むカリフォルニア州から一番遠い、

陸続きのアメリカと言える。しかし彼はビッグスイムベイトという形でカリフォルニアを持ってきて、初日12ポンド10オンスというなかなかのリミットを達成した。そして2日目失速した。

「プラクティスは結構良かった。でもフロリダでは天候によって魚が影響されやすい。日によって変わるんだ。僕のいいエリアの何箇所かは風でダメになった。チョコレートミルク色に変わってしまって当てに出来なくなった。」

「5日か6日間プラクティスして3ポンドフィッシュはたった2匹しか釣れなかった。1~1ポンドちょっとの魚はたくさん釣れて、2ポンドは2匹。リミットは毎日釣れると思ったけれど、もっと大きなのが釣れるのを願っていた。」

彼のいたムーンシャイン・ベイは、まるで試合に出ている全員が釣っているかのように込み合っていた。「みんなスピナーベイトやバイブレーションや、他色々なルアーで釣れていた。」

彼はプラクティスでトップウォーターでのパターンを見つけていて、ラストフライトの引き波が落ち着く前にはラッキークラフト・スプラッシュテールで2匹キャッチした。「このダブルプロップルアーが水中でフラットに止まる形が気に入っているんだ。」

プラクティス中はトップウォーターに最適なコンディションに思われたが、彼にトップウォーターバイトが来たのは、「とても穏やかで、水温が下がった日だった。LVR D-7にバイトが遠のいてプロップルアーに付け替えたら、1時間で10バイト。気温が8℃も下がってトップウォーターにはバイトしないはずだったのが、10秒止めておくとバイトするんだ。」

プラクティスで、カリフォルニアのスイムベイトがここでも効く事が分かったため、初日の9時半、彼は22センチュリートリプルトラウトという大きな3ピースのスイムベイトを投げ始めた。「僕たちがクリア・レイクで使うような地味な色だったけれど、それが(オキチョビの)ビッグシャイナーにそっくり。ここではみんなそのベイトフィッシュを使ってビッグフィッシュを釣っているんだ。」

投げ始めてすぐにミスバイトがあり、その3投後、4ポンド強を釣った。「3キャストでナイスフィッシュが食い付いた。それでその後一日中投げ続ける自信になった。9時半からウェイインまで投げ続けて更に3匹釣って終わった。」彼のリミットは12ポンド10オンスで、トップ10カットを狙える位置につけた。

2日目、コンディションは一変した。「快晴になって風が強くなった。あんなにタフになるとは思わなかったけれど、最初の1匹がなかなか釣れなかった。僕の犯したその日1番のミスは1つのことをやり続けなかったこと。LVを投げ続けていればよかったんだ。最後にLVで釣った2匹が僕を救ってくれたけれど、それが無ければ1匹で終わっていたよ。」

彼はブレイデッドラインを見直すこととなった。「オキチョビではビッグルアーの方が効く。1/4オンスのLVRミニよりも1/2オンスのLVR D-7の方が効くんだ。キーは30ポンドのブレイデッドラインを使うことだとスキートが教えてくれた。僕はサンラインの34ポンドのブレイデッドラインを使ったんだけれど、すごく良かった。ウィードに引っ掛かっても葦に刺さっても大丈夫。無駄なキャストにならないんだ。」

また彼はラッキークラフト製バイブレーションの使い分けを更に学ぶこととなった。「穏やかで魚の活性が低い時にはラトル無しのLV-200を使った。そういうコンディションの時にはLV-200が効いて、2~3バイト余分にあったよ。」

次の試合がレイク・マーレーで行われるとあって、彼の気分は上向きだ。「何も変わらないよ。僕はフロリダでトップ100に入りたかった。毎試合トップ100入りして、何度かトップ30も混じればチャンピオンシップに行ける。マーレーは更にずっとクリアでディープで、僕が釣っていたカリフォルニアのような感じのはずだ。」

Photo:Cox Marketing Group

2004年バスマスタークラッシック・チャンピオンの大森貴洋はオキチョビ戦を35位でフィニッシュし1万250ドルの賞金を獲れてラッキーだったと感じている。「僕は金曜日の夜にここに着いて土曜日にプラクティスを始めた。1キャストする前にもう新艇を丸太にあててしまったんだ。エンジンが破損してプラクティスがほとんどできなかった。それを考えると、この順位で本当に幸せだ。」

彼もまた、今年の一番の混雑スポットで釣っていた。「僕も他のみんなと同じでムーンシャインにいたんだ。ビッグバイトは来なかった。一番大きいので3ポンドだった。トップ10入りするには1日1匹ビッグフィッシュを釣らなくちゃいけなかったんだ。」

彼は11ポンド1オンス、8ポンド12オンスと2日間連続でリミットメイクを達成し、トータル20ポンドイーブン。全て、ブラック&ブルーのゲーリーヤマモト・クローに3/8オンスの鉛ウェイトをサンラインの58ポンドブレイデッドラインに結んで釣った。チーム・ダイワリールとチーム・ダイワTDSフリッピングスティックを使用。

大森はずっと先のことを考えたがらない。「何が起こるかは分からない。シーズンはまだ始まったばかり。今回はかなりいいスタートを切った。一生懸命頑張っていい年になるといいと思う。」また彼は使ってみたいと思っているラッキークラフトルアーの名前も教えてくれなかった。「いくつかあるけれど、教えないよ。そういう風にルアーを見ることも止めたんだけどね。釣れるルアーで釣るだけだよ。」

彼は両ツアーに参戦することになっていて、特にBASSが彼の住むテキサス州にあるアミスタッドとレイバンで開催されることに意気込んでいるが、「今はオープンマインドで試合毎に集中すること」を最重要視している。


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