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Photo: Lucky Craft

Week 11 – ブレント・エーラー

2005年3月14日

 ブレント・エーラーは期待で胸を膨らませて2005年FLWツアーシーズンをスタートした。彼は2004年エバースタート・チャンピオンシップで優勝しており、バスフィッシング界のエリート達の間で一花咲かせようとしていた。

 しかしシーズンのスタートは華々しいものではなかった。彼はオキチョビ戦で125位、そしてトホ戦では53位と好成績を上げ、賞金を手にした。それから先週のFLWワチタ・リバー戦で崩れ落ちた。シーズン最低の174位に終わり、FLWツアーポイントランキングで130位となってしまったのだ。

 彼のようなスタートを切ると、ルーキーならやる気をなくしてしまうところだろうが、彼はFLWツアーで向上し、習得し、そして成功できるという思いを捨てていない。

 先週のワチタ・リバー戦では、20ポンドを超えるバッグがウェイインされたが、エーラーは試合中ビッグバイトには恵まれなかった。

 「間違ったプラクティスをしていた。プラクティスでもトーナメントでも全然釣れなかったよ。僕は今まで一度もサイプレスツリーを釣ったことがなくて、ワチタでは最初から外していた。」

 「どのトーナメントでもたくさんのことを学んだ気がするけれど、今回のはすごく大変だった。ここにいることは間違ってないと思うけど、このレベルでの経験不足が問題なんだ。魚を見つけられれば、対等に戦えるんだけれど。もっとうまく見つけなくちゃならないな。」

 エーラーはチャンピオンシップを狙ってシーズンをスタートしたが、今彼はただ2006年ツアーに再度クオリファイしたいと思っている。

 「チャンピオンシップに出られないと決まった訳じゃないと思うけれど、3戦トップ10で終わらないとダメだと思う。かなり現実的じゃないよね。僕の今の目標はトップ100に入って来年もクオリファイすること。こんな風に考えるとは思ってなかったけど、今はそれが目標だ。それと優勝すること。」

 サミーやポインター、スレンダーポインターが一番好きだと答えるラッキークラフトのファンが多い中、エーラーは新しいRC1.5が好きだと言う。

 「リック・クランモデルのクランクベイトを一箱もらって、試してみることにしたんだ。色も仕上がりもすごくいいみたいだった。どれが真っ直ぐ泳ぐか見るためにプールで試したら、全部真っ直ぐに泳いでくれてビックリしたよ。新品のクランクベイトはだいたいチューンしないとダメなんだけど、これは違った。ウォブルもいいし、アクションも素晴らしい。リトリーブするときも僕に向って真っ直ぐに泳いで来る。少し横にそれても、すぐに真っ直ぐに戻ってくれるし、ロールもしないよ。」

 アーカンソー州のビーバー・レイクがFLWツアーの次の舞台だ。1ヶ月も先のことだが、クリアウォーターであることとパターンを見つけられそうなこともあって、エーラーは勝利者の輪に少し近付くことができる自信が湧いてくるような気がしている。

 「ビーバー・レイクで釣りをするのは初めてだけど、僕がウエストで釣るようなレイクに似ているらしいよ。カリフォルニア州のクリア・レイクとかシャスタみたいだって。」

 「パターンフィッシングをするチャンスがもっとあると思う。僕はそういうのが好きなんだ。1つのエリアでずっと粘らなくちゃいけないのは好きじゃない。スポットからスポットへランガンしてパターンを確立する方が好きだよ。」

>エーラーが何とか盛り返そうとしている時、彼と同じチーム・ラッキークラフトメンバー達は、トップの座を占めていた。バスファン・ワールドランキングでスキート・リースが1位をキープ。マーティ・ストーンが4位に浮上し、大森貴洋が7位となっている。

>バスマスター・ポイントではマーティ・ストーンが3位、スキート・リースが6位。両アングラー共にアングラーオブザイヤーを狙える位置にいるが、今週の木曜日にバスマスター・レイク・ノーマン戦が始まり、その試合に全て掛かっている。

 

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