韓国フィッシングショー体験記
~JBツアープロ・SHINGO ・韓国フィッシングショー ・2008年3月14日(金)~16日(日)~



「こんにちは!SHINGOです」
今回は、お隣の国にある韓国で開催された「韓国フィッシングショー」の体験記をご紹介します!!

まぁ、事の始まりは、大阪フィッシングショーに参加しラッキークラフトブースで皆様のお越しをお待ちしていた時…。突然、韓国フィッシングショーの主催者の方から声が掛かった事から始まります。

「SHINGOさん、是非“韓国フィッシングショー”へ来て下さい!!」
「韓国バスフィッシングを盛り上げるために来て下さい!!」と熱いラブコールを受けました。

突然の話に戸惑いながらも「なぜにラブコールされる程に熱心に呼ばれるのか?」思えば私がKB(韓国バスプロ協会)というバスプロ団体主催の試合に、私の所属しているJB(日本バスプロ協会)の日韓親善大使として4年前の2004年度から何度か韓国での試合に参戦していました。当初は異国文化に戸惑いながらも、今では友人も仲間も出来ました。戦歴も4年間で優勝2回、準優勝1回という成績でした(注・凄いでしょう…笑)。韓国のルアーフライという雑誌にも何度か紹介されている関係もあり韓国ではチョットだけ有名(笑)なのです。その関係や経緯で主催者から声がかかったようです。嬉しい事です。思い出すのに時間がかかった。

 

韓国フィッシングショー入り口

今年で3回目の開催となる『2008年・韓国フィッシングショー・3月14日(金)~16日(日)』に招待されました。かなり日本のフィッシングショーを意識しているようですし、日本のように盛り上がり、日本以上にしたいという願いもあるようです。
そんなフィッシングショーであるから毎年、試行錯誤が繰り返されています。そして主催者としては“何か”韓国のフィッシングショーを楽しみにしている方々のためにアクセントを考えていました。その一つとして日本からの招待する選手(人)を探していたみたいです。
今年は、私と、北出弘樹氏(注・私より古くから韓国でのバスプロ大会に参戦している方でノースクラフトというルアーメーカーの代表の方でもあります)の2人が比較的に韓国でも有名な選手という事で日本より招待されました。

私は、スケジュールの関係で14日(金)の成田空港より午後の便を予約して韓国へ行きの飛行機に飛びました。
お隣の国で、キムチ、焼肉、ロッテワールド等々のイメージが多いと思いますが韓国では“釣り“という遊びは日本並みに盛んです。主に鮒釣り(へらぶな、鮒)、磯釣り(グレ)は国民的な釣りとして多くのファンがいます。釣具屋さんも多くあります。そんな中にバスフィッシングというジャンルが現れて10年位前には“プロ団体”が出来る程に短期間で熱狂的なアングラーが増えてきた国でもあるのです。

バスプロ団体も2団体あり詳しい歴史や関係は、よくわかりませんが私の印象ではバスフィッシングを取り囲む背景は、多少複雑な面もありそうです。国の事情もありそうです(注・私の知らない事も多いのでしょうけど…)。アメリカや日本のように、もっともっと盛んになってほしいです。

そんな事情を感じながら14日の金曜日の夕方16時過ぎに韓国の仁川空港(注・韓国の成田空港みたいな国際空港です)に到着した。友人であり兄弟のようなお付き合いをしている韓国のジョン・ウーヨン氏が迎えに来て頂き、再会の喜びの握手をした。毎度お世話になっています。
「SHINGOさん!!」
「ジョン!!」
言葉は、4年前より韓国語というより、バディーランゲージや、ノートに絵を描いての会話が主ですが…(笑)。片言の英語に日本語と韓国語が混ざるため、ニュアンスや微妙な事は伝わらないはずなのですが、なぜかジョンとは通じているように思ってしまいます(笑)。

車で移動しながら、ジョンと今回の来韓について沢山の話をした。イロイロと話をしていたら19時になり、今回のコーディネートをして頂く方で、イさん(注・梅宮辰夫氏に激似)と合流した。
「SHINGOさん、イです。宜しくお願いします」
「SHINGOです。宜しくお願いします」
「では食事にいきましょう」
「はい」
私と、北出氏、ジョン、イさんとで韓国で流行している焼肉屋さんに連れて行ってもらいました。韓国の焼肉は牛でなく豚肉です。その豚肉でも最近はアバラ骨肉を焼いて食べるスタイルが流行っています。それを真露という韓国のお酒を呑みながら美味しく食べながら明日からの打ち合わせを…。しかし、打ち合わせよりも豪快に焼きながら、焼きあがった骨付き肉を、軍手をしてかぶりつく…ついつい夢中になって打ち合わせになりません(笑)。
「最高に美味しい…真露も美味しい…」
一通り堪能が終わる頃にやっとコーディネートの方(注・梅宮辰夫に激似)と今回の件について打ち合わせが出来ました(笑)。また同じ日本から前日入りした北出氏と挨拶を交わしての打ち合わせをしました。みんなでとても楽しい時間を過ごしました。気が付けばPM10時になり翌日のイベントがあるので日付が変わる前に休む事にしました。

ホテルのロビーで休む前に「AM10時開場で、会場までホテルから1時間弱なのでフロントロビーにAM9時に集合して下さい」と言われました…。

 

フィッシングショーのユニフォーム

AM8時に起床してフィッシングショーの準備をする。日本から持ってきた愛用のユニフォームを着て気合を入れて、AM9時にロビーに降りる。

ロビーにはみんなが集合していた、何だか気合を感じる。しかし、なかなか出発しない…誰かを待っている様子「誰を待っているの?」と辰っちゃん(イさん)に尋ねると…どうやら今回、私達を呼んで頂いた韓国フィッシングショーの主催者の社長さんを待っているようである。暫し30分程であるがロビーで、私、北出氏、ジョン氏、辰っちゃん、中国から来た方の5名で話をしていると、ロビーに社長さんが現われた。時間がないので挨拶だけをして早々に会場へ向けて出発する。
「間に合いますか?」
「大丈夫ですよ」
「…ほッ(間に合うのか…)」
「…」

車に乗り込み一気に会場へ向かうと思いきや、そのまま、朝飯を食べに食堂に入りました。みんな店内に入り席につく。辰っちゃんが何かを注文している。数分後にグツグツと音を奏でながら『韓国チゲ(肉と野菜鍋で日本でいう朝メニューらしいのですが…)』が登場。「?朝飯を食べている場合なのか?」と「?朝からこんなに食うのか?」と思いながらも食べてみる。悔しい事に美味しくてみるみる胃の中に入っていく(笑)。

なので、AM10時に再出発(注・フィッシングショーは開場時間)。かなりアバウトである。さらに交通渋滞で会場に到着したのが11時半過ぎである…気合は入っているが空回りしている感じである(苦笑)。会場内に入るため急ぎ足のまま外から見る会場内には思いの他に人が入っているように見える。

会場は韓国のソウルにあるイベントが盛んに行われる建物(注・パシフィコ横浜のような会場)の一階フロアーと二階フロアーを使い開催されている。各フロアーの中央にトークショー用のステージが設置されている。そこを利用して一階、二階のフロアーステージでは時間毎に誰かがトークショーをしているようだ。

私は二階フロアーにあるメイン会場で14時からトークショーがある。その為に「通訳の方はどなたがしてくれるのですか?」
すると私を招待した社長さんが「それは私がやります」
「え?」
「だから、ゆっくり話して下さい」
「?ああ、はい…大丈夫ですか?」
「大丈夫ですよ」
「は、はい」
「では、食事にいきましょう」
「?(さっき食べた気がする)」
会場内にあるビュッフェスタイルの食堂で食事をした。
メニューには
①ビュッフェスタイル
②韓国海苔巻き
③辛ラーメン(インスタント)
から選ぶスタイルである(注・なぜか微妙な違和感が…)。無難に①をお願いして食べました。

食事後はステージ横で出番の時間が来るまで待機。目が慣れてきたのか余裕が出てきたのか2階フロアーがよく見え始めた。「お隣は、がまかつ様で、…あれは韓国のメーカーかな?…あ、シマノ様も2階フロアーか…1階は何処のブースがあるのかな?」

 

キョロキョロしていると何人かの知り合いの韓国の選手達が私を見つけて声を掛けてくれた。皆で話をしているうちにトークショーの始まる14時が迫ってきた。再度、自分の中でトークショーの内容を確認していると…
「SHINGOさん!ステージを変えてプール(ニジマスを放流した水深50cm程の10mx5mのプール釣り場)サイドでお願いします!」
「え?タックルも持たずにプールサイドで話をしても…」
「大丈夫です!タックルは用意しましたから!!」
「いやいや…そんなコトではないのですが…」
「できませんか?」
「できますが…」
「お願いします」
「了解しましたのでタックルを見せてください…」
「はい」
「…」
ベイトとスピニングとハードルアーの入ったタックルボックスの中身を見た。
「え!水深50cmで使えそうなルアーが入ってませんが…」
「ダメですか?」
「ダメでしょう…でも他にないのでしょう?」
「はい」
「わかりました…」
「はい」

 

突然の変更の訳は、お客さんがプールサイドでないと集まらないとの事みたいでしたが…。それにFTVという韓国フィッシングテレビのカメラが中継する為みたいです。

そして、出番がきました。インカムをしてプールサイドの壇上へ上がる。通訳の社長さんと、集まってくれた方々に挨拶をしてトークショーを始めた。(注・開始1分…残り29分)

トークショーの内容は、
① 自己紹介…。
② 韓国と私の関係…。
③ 韓国バスフィシングで有効なテクニック(ラッキークラフトのサイレントベビーシャッド50、60にHMKLのザッカー、K-1を軸にミノー・シャッドの釣りを展開してフォローでゲーリーのカットテール…)
④ 質疑応答…。

 

トークショー2日目の風景

こんな感じで挑んだのですが…プールサイドに集まったお客様の殆どが“何でも釣れれば楽しい五目釣り派”、“ヘラ釣り派”、“磯釣り派”それに混じり数人の“ルアー釣り派”が集まっているようにみえる…ちびっ子も多い。自己紹介、韓国と私の関係…ここまでは良かった。しかし、韓国バスフィシングで有効なテクニックになると、通訳の方のボキャブラリーでは無理なようでした…ギャラリーも困った顔をしている。ルアーをプールへキャストしてルアー(ラッキークラフトのサイレントベビーシャッド、HMKLのK-1)を動かすと興味津々で見るのですが、“話”となると通訳の問題なのか?内容が難しいのか?反応が悪く離れてしまう…。そのうち通訳の社長さんが「ちょっと暑い、…耳が…」とか言いながらどっかに行ってしまった。(注・開始7分…残り23分)

韓国フィッシングショーの2階フロアーにあるプールサイドに設置した壇上へ上がりSHINGOのトークショーが始まった。しかし、しかしである肝心のトークショー中に通訳の社長さんが「ちょっと暑い、…耳が…」とか言いながらどっかに行ってしまった(注・開始7分…残り23分)

なかなか戻ってこない…完全な放置プレーに気が付くのに1分程の時間がかかった。「えーーーーー」(注・開始9分…残り21分)

ギャラリーも呆然と見ている…。無意味にルアーをキャストしてはリトリーブして誤魔化して時間を稼ぐも…。
なかなか戻ってこない。「誰か?日本語を韓国語に通訳できる方はいませんか?」と叫んでみる…誰もいない…居るわけがない…。FTVという韓国フィッシングテレビのカメラがまわっているのに…。(開始20分…残り10分)

冷静に見渡すとギャラリーに紛れている社長さんを発見!!「社長!!」と叫ぶと…笑顔で手を振る!!(注・文化の違いなのか…こうなると笑うしかないですよね)呼び戻して最後の部分だけを通訳してもらいトークショーを終了した。

 

こんなにもバタバタなのにギャラリーから盛大な拍手を頂きました。兎にも角にも最後まで聞いて頂いた方々に感謝です。そして、あすの為に早急にやる事が出来た!「韓国の皆様にラッキークラフトの製品、ゲーリー製品、東レのライン、がまかつのフックの有効性や可能性を正確に伝えなければ…」それは、正確に通訳をできる人です。なぜなら「SHINGOさんが韓国戦で優勝した時のミノー、シャッドのパターンと、どんなルアーを使ったのですか?」「SHINGOさん、韓国で有効なルアーは何ですか?」という内容の質問を多くの韓国のバスフィッシング愛好家や、プロの人達から受けました。韓国でもラッキークラフトはメジャーメーカーで愛好家も多いのです。その方々に“サイレントベビシャ”、“ポインターDD”の有効性を伝えたいのです。投げて巻くだけで釣れてしまうという事実を…。

 
 
トークショー2日目
 

そのために閉館時間まで1階フロアー、2階フロアーを駆け巡り“通訳が出来る人”を探すことにした。日本のメーカー様のブースには優秀な通訳の方がいて、日本から来ているプロスタッフの通訳を“正確に”、“韓国の方々が理解できるように”、“テンポよく”通訳を行っている。私の目に適った数人に交渉して強引ではあるが「明日のトークショーの通訳をお願いしたいです。誰も通訳の方が見つからない場合は13時からの30分だけでいいのでお願いできますか?」と熱く熱く訴え何とかOKを頂いた。

少しだけ落ち着きましたので、ついでに韓国フィッシングショーに展示している各ブースを見てまわった。1階フロアーで、ひときわ目を引いたブースがありました。ドイツ車のBMWのブースで4WDのタイプの車を展示してある。「なぜ?BMWが?」と思いましたが釣りには4WDは普通でしたね(笑)。展示の方法、音響効果、スタッフの配置…当たり前であるが完璧である。その他には、ダイワ様、メガバス様もあった。メイン会場で並木さんや伊藤さんもトークショーをしていた光景は日本のようです(笑)。2階フロアーは、がまかつ様、シマノ様、サンライン様があった。そんな散策をしていると、韓国で知り合った多くの方々も遊びに来ていたので、立ち止まっては談笑した。すると、あっと言う間に終了時間の17時になっていた…。急いで所定の場所に戻り、主催者に挨拶をすると
「お疲れ様です、明日も宜しくお願いします」
「はい」
「では、食事にいきましょう」
「?(さっき食べた気がする)」

こうしてバタバタで勝手がわからないまま初日が終わり、北出氏、ジョン氏、スタッフのみんな(20名位)で夕食会を開く場所に連れて行って頂きました。牛村という焼肉屋さんで「ブタの焼肉」を食べました(笑)。
(韓国へ行く方へのワンポイント…韓国の一般的な焼肉屋さんでは牛肉は殆ど置いていません。あってもプルコギです。ですからお馴染みの牛カルビ、上カルビ、骨付きカルビ、ハラミ等々をソウル以外の場所で食べる時は注意して下さい)

食べながら、呑みながらですが明日の打ち合わせも兼ねていますので、今日の反省点と、明日の通訳は別の方をお願いしました。社長さんが言うには、明日は別の通訳の方を頼んでいるとの事でした。「よかった…」と思いましたが不安が残ります…。

翌日も早いのと初日の二の舞は嫌なので早めに休む事にした。(注・真露をビールで割る飲み物を飲んでいたので気絶の方が近い表現かもしれません)
「では、明日もロビーにAM9時に」
「間に合うのですか?」
「大丈夫です!」
「…」
緊張したのか、放置プレーが効いたのか午前0時には気絶をしていた。

3月16日(日)
前日同様に9時には全員が集合して
「では、食事にいきましょう」
「?」
(注・昨日と同じような行動パターン)朝から辛いチゲ料理(注・チゲ=鍋)である。でも美味しいのです(笑)。

韓国は一日三食を“しっかり食べる”習慣が出来ています。目覚めたら“食べる”日本でも見習いたいですね。
韓国の文化に少し慣れてきた(?)のかフィッシングショー会場へ到着したのがAM11時前であるが皆が「昨日より早いね」と言われても気にならなくなってきたようだ…。(注・開場はAM10時である)

 

通訳のリーさん

本日は、13時からトークショーである。会場に入って社長さんに「今日の通訳の方はどなたですか?打ち合わせをしたいので教えてください」“リーさん”を紹介してくれた。今日の通訳の方は、私の知っている方でした(笑)KBの選手で日本語が話せる方でしたので、綿密に打ち合わせをして本番に挑む事にした。最終日もプールサイドでトークショーなので有効に使いたいです、小ネタも仕込みながら打ち合わせをしながら時間を待った…。

その間に村田さんがトークショーを行っているのを見ていた。
「さすがだなァ…場慣れしている…通訳の方も上手くギャラリーも集まっている…」とても参考になります。“リーさん”と再度打ち合わせをしていたら私の番が来た。13時からメイン会場である私と、周りにある各ブースでの各人のトークショーも重なり騒然となる中を私は登場した…。

集まって頂いた方々に挨拶をしてトークショーが始まった。通訳のリーさんの協力でなかなかの反応である。
サイレントベビシャ、ミノーの動き、3つのアクション…の話をしてるだけで気が付いた時には30分が過ぎていました。慌てて最後の挨拶をして終わらせてしまいましたが、ギャラリーから頂いた拍手の音は忘れないだろう。まだまだ未熟でありますが無事に終わりました。
「通訳をありがとう!」
「いえ、こちらこそ!これからも試合頑張って下さい」

 

少し話しが盛り上りましたが、すかさずコーディネイトのイさん(辰っちゃん)が来て
「では、遅くなりましたが昼食にいきましょう」
「はい…」
16日の昼食で私は“鴨とキムチのチゲ”を食べました。
「韓国で鴨は珍しいみたいですが、なかなかの美味しさでした」
小一時間程で会場に戻ると、メインステージでトークショーを終えたジョンが笑顔でやってきた。
「SHINGOさん!紹介したい人がいます」
「?」
ジョンの横にいる笑顔の爽やかな人がヒョコッと顔を出して
「JaeHoon(ゼフン)です!」
と握手を求められた。何処かで見た顔でもある…思い出しました!韓国で歌手で、タレント活動等をしているJaeHoon(ゼフン)である。ジョンがニコニコしながら

「JaeHoon(ゼフン)です。親しい人はブーンと呼ばれていますのでブーンでいいです(笑)」と紹介してくれた(注・ジョンの親しい釣り仲間)。
「私は、倖田來未氏、中島美嘉氏の日本のミュージシャンと仕事もしていますよ!クミ(倖田來未氏)、ミカ(中島美嘉氏)は日本ではメジャーですよね?」
「超メジャーです…私でも知っているのだから…」
本当かウソかは芸能人に疎い私にはわかりませんが…頼もしいです(笑)。そして、ちゃっかりCDを頂きました(笑)。とても嬉しい思い出です。
「SHINGOさん、もっと話しがしたいのでお茶をしにいきましょう」
「了解です(笑)」

 

JaeHoon(ゼフン)ブーンと

ブーンは韓国では、メジャーなのでフィッシングショー会場を歩くたびに、気が付いた老若男女がサインを求める列ができる…。それを掻い潜り、ジョン、ブーンとでお茶をしに行きました。(注・韓国でのブーンの人気に驚きました、老若男女が知っているとは…)飲茶屋のような店に入り、飲茶とお茶で様々な話しをしました。
「韓国では芸能人の釣り人は多い話」や「ジョンさんが師匠で厳しいという話」や韓国の事情が分かり勉強になります。
「今度バスフィッシングに行きますのでノウハウを教えてください!」
「好きなルアーを教えてください!」
韓国ではまだ売っていないですが、愛用のラッキーのサイレントベビシャを伝えておきました。とバスフィッシングが大好きな事が伝わる内容の話でした。小一時間程の楽しいお茶をしてブーンは仕事をしにスタジオにむかった。忙しい中をジョンと私に会いにきたみたいだ。嬉しい事ですね。

会場に戻り、終了時間まで多くの方と話をした。なので、あっと言う間に終了時間になりました。「次回は…もっと凄い事になっていそうだ…」そんな希望を抱き、招待して頂いた社長さんに挨拶をして、片付けを手伝って韓国フィッシングショーが終わった。韓国でも日本でも感じる事は、片付けが始まると1時間程で『ツワモノどもの夢のあと』である。

PS・終了後は、辰っちゃんご推薦のイタリア料理屋さんへ
「では、夕食にいきましょう!今夜はイタリアンです」
「はい…(注・もしかしたら韓国でイタリアンは初めてかも)」
18時に私と、北出氏、ジョン、辰っちゃんの4人で車に乗り込み移動をする。

たまには韓国料理以外も体験したいと思い、恥ずかしながら期待はしていないままお店に案内されました。
ソウルのど真ん中に案内された店の周りにはベンツ、ポルシェ、BMW…ヒュンダイ以外の車がこんなにある場所は初めての光景である。それもそのはずでココは韓国でも有数のお金持ちが集まるハイソなエリアである。
(注・日本の東京は青山のような場所である)しかも、この店には著名人、有名人、映画俳優達がご愛用している有名なイタリアンの店です。予約してある私達が案内された席は、ヨン様(ペヨンジュン)等のVIPが愛用する事が多いガラス張りの個室である…(注・今回特別だそうです)。
「まさか、こんな高級な場所に案内されるとは…」
辰っちゃんが今夜は特別なのでフルコースを注文した。
フルボトルの赤ワインを別に注文して乾杯をして、アンティーパストから始まり、サラダ、スープ、自家製パン、パスタ、エスカルゴ、ステーキ、デザート、エスプレッソとどれも最高のパフォーマンスでした。非常に素晴らかったし、非常に美味しかったです。

『なぜ、このような店を知っているのか?…正直以外である?…謎でもある?…金額も破格であろう…そんな店に私達を連れてきてもメリットはないだろう?』

一通り食べ終わったところでシェフの登場。
「あれ?どっかで見た気がするが…」
シェフが握手を求めてくる…
「SHINGOさん、如何でしたか?満足して頂けましたか?(注・会話は英語)」
「え?なぜ?…オレの名前を知っている?」
シェフが
「覚えていませんか?」
「え?」
「2年前に…ジョンさんとソクサンミンさんのショップでお会いし一緒にスズキとヒラメの刺身を食べましたよね?その時に捌いたのも私ですよ」
「あーーーーー思い出した!!」
懐かしい雑談と今夜の為に用意されたSPメニューに驚きと、その準備をしていた辰っちゃんとジョンに感謝致します。本当に、バスフィッシングが縁で知り合う不思議な縁は世界にも通用するようです(笑)
「満喫です」
このようにイロイロとありましたが素晴らしい勉強をしました。
「え?食べてばかりで羨ましい?」
「え??様々な人に出会えて羨ましい?」
バスフィッシングをもっともっと真剣に遊べば誰にでも起こりえる小さな奇跡だと私は思います。それにラッキークラフトという…幸運を手作りする…という事も何かあるのではと最近考えてしまいます(笑)。

最後に、いつか皆様も韓国へ行く際に、このレポートを思い出して下さい。きっと役に立ちます。文化の違いも受け入れられるでしょう。バスフィッシングも、トラウトフィッシングでもラッキークラフトのルアー達は役に立ちますので韓国へ行く際は必ずご持参下さいね。では、次回のレポートをお待ち下さい、最後までお付き合い頂き感謝致します。

SHINGO

 


【その後編】

ホテルのロビーに戻り社長さんと合流して、やきとり屋さんへ。お腹一杯であるがビールを飲みながら打ち上げを行った。この画像を最後に私の携帯電話F705Iはバッテリー切れである…。

3月17日
翌日は、午前中はルアーテストのためトラウトの管理釣り場へ。韓国での管理釣り場も増えてきています。トラウトとはいえ絶対放流量が少ないので反応は難しいですが、ベビクラ、ベビシャを使い真剣に狙って数匹のトラウトをキャッチしました。ジョンはラバージグを使い、数を伸ばし2人で楽しい時間を過ごしました。やはり釣りが大好きな2人である事がわかります。午後は、呼んで頂いた社長さんのところに挨拶をしに行きました。
「今回は、日本から招待して頂いて、ありがとうございます!」
「いえいえ、こちらこそ…また来年来てくださいね」
「ありがとうございます」
「では、夕飯は一緒に食べましょう」
「はい」
「では、うなぎでも…」
というわけで夜はうなぎを食べに行きました。うなぎは、日本で食べるのがいいでしょう(苦笑)。そして、夜は通訳のできる正雄(マサオ)を呼び出してジョンと共に深夜まで話をしました…。

3月18日
韓国滞在の最終日の昼は韓国にある中華街へ。
中華街は日本の横浜中華街のようですが、当たり前ですが店によって味が違うので注意が必要ですが…店舗が多くて初めてでは難しいでしょうが、それも面白いでしょう。私は幸いにもベテランガイドがいますので、とても美味しくて価格が安い店に案内されました。(注・日本の倍の量で、価格は半分位)

楽しい時間も、多くの思い出を胸に帰国の時間が迫ってきました。ジョンの車に乗り、アイスを食べながら仁川空港へ…アシアナ空港の搭乗手続きを終えてジョンとロッテリアで最後のお茶をしました。(注・ロッテは韓国の会社なのロッテリアのメニューは豊富で安いですよ!)そして、
「ジョン、ありがとう!」
「いえいえ、ありがとうSHINGOさん」
「じゃあ、また!!」
「また(笑)!!!」
様々な思い出に感謝し飛行機内でニヤニヤしながら機内食の牛丼(?)にコチジャンをたっぷり掛けて食べてましたら、「美味しいですか?それとも何か良い事がありましたか?」と機内アテンダー(スチュアーデス)の方に聞かれました…。一杯ありすぎて説明が難しいと思い「美味しいです。」と答えたら「では、もう一つ如何ですか?」と特別サービスを受けました…。

そして、21時過ぎに日本の成田に到着した。そして、花粉症である事を思い出しました…「へっくしょん」これが日本での第一声である事がヒミツにしたい…。 【完】

文&写真: SHINGO
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