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最終戦を前に年間2位。しかもスポンサーであるラッキークラフトカップ。まさに逆転チャンプを狙えと言わんばかりのお膳立てが揃ってしまいましたね(笑)
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---現時点ではトップの沖田護プロとは33ポイント差です。逆転の勝算は? |
仮に僕が最終戦で優勝しても、ココまでブッチ切りのトップがコケてくれないと…という他力本願でしかないんですけどね。2年前(2005年)、僕は初戦からトップを独走して、追われる立場で最終戦を迎えてノーフィッシュ…3位まで落ちた経験があるんです。逆に今年は追う立場。気負いはないです。リラックスしてますよ。試合は終わってみなければわからないですからね。自分のベストを尽くします
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---鈴木サンと言えば、ストロングスタイルの釣りで知られています。 |
クランクベイトを軸に戦略を立てて、ラバージグやテキサスをフォローに入れるだけですよ。今、クランクベイトだけで1日釣りができる人って少ないですよね。昔は大勢いたんですけどね。昔から僕は変わってないだけ。自分にしか反応させられない魚がいると思ってるし、実際そうなってる。バスは昔のままで今も同じ。釣り方だけが時代と共に変わって行ったんですよ。フィネス全盛の今、こんな釣り方でも太刀打ちできるんだよ、勝負できるんだよ、ということを実証したいってのもありますね、古い世代のアングラーとしては(笑)
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---今シーズンの成績を振り返ると、初戦が2尾2146グラムで4位、2戦が1尾1206グラムで20位、第3戦が4尾2594グラムで12位、第4戦が2尾2601グラムで7位。キーパーは30センチ以上で、リミットは5尾というレグレーションですが、どの試合でもリミットは達成していない? |
僕はビッグフィッシュを獲ることはできるけど、リミットを揃えることはできない。第4戦がいい例で、FATCBB.D.S.2のみで2尾とって7位。5位が2824グラムだったんで、結果的にあと1尾、ギリギリのキーパーでもいいから獲っていれば表彰台に上がれたのは頭ではわかってるんです。ライトリグで獲ればよかったのかもしれません。でも、あと1尾のために、そこから食わせの釣り、フィネスの釣りに換えるのは難しいんですよ。ライトリグを使い始めたら、ハードルアーの釣りがやり切れないんです
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---ベイトタックルオンリーで、あえてスピニングタックルはボートに積まないんですか? |
積んだら負けだと思ってます。実際にはプラの時点で既にタフだと感じたなら、積むこともありますよ。でも、戦略が見えてない時にスピニングを使ったら、僕の場合はダメですね。これもスタイルだと思っています。もう体にこのクランクの釣り方が染み付いてちゃってるんですよ。ゴシゴシ洗っても落ちないほどに(笑)。流行りのジグヘッドワッキーとか全然できないんです。ていうか、マスバリの穴に4ポンドのラインが入らない年齢になっちゃったんですよね(笑)。#3/0のオフセットフックに14ポンドのラインなら、眼をつぶってでも結べるのにね…もう体はボロボロなんです(笑)
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---生年はえーと…1959年? 今年48歳??? 全然そんなにお年を召されてるとは思いませんでした! |
見た目は若いと言われますけど、息子は2人とも成人になってますし、TBCでは最年長ですよ(笑)。僕は林圭一クンと同じ歳ですから。バス釣りはもう長いことやってて、JBの前身・JBTAの頃からトーナメントに出てますしね。その後は霞ヶ浦を舞台にしたWBCを経て、今はこの利根川のTBCに参戦してます。このフィールドが好きなんですよね |
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---利根川にはどんな魅力が? |
カレント(=流れ)ですね。ちょっとした変化でいきなり釣れ始めたり、それを読むのが難しいからこそ楽しい。それと地形。台風や大雨が来たら、それ以前とは全く別の地形になっちゃうんですよ。ボトムにカバーを見つけていたって、スグに流されちゃう。だから、実績の場所で一年中釣りをするなんてことはないし、イチから探さなきゃいけない。本当の力が試されているような気がするんです。本場アメリカのトーナメントに近いような気もしますね。それに多種多様なルアーが試せるのも、多くの選手を集めている理由じゃないですかね? 僕はメインのルアーがクランクですけど、どんなルアーでも対応できるんですよ。だから、上位選手が全員同じタイプのルアーを使っていたなんて試合はホント少ないんですよね |
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---クランクベイトを一日やり切ることは、今のアングラーにとって、非常に難しいイメージがあると思いますが…。 |
いやいや。今、関東のメジャーフィールドはバスの個体数が減ってますよね。トーナメントや祝祭日を除けば、一日ワームを投げてもクランクを投げても、実は釣果に大差が出ないんですよ。ワームだけのバス釣りって、自ら楽しみの幅を狭めてるような気もしますよ。考えてみると、自分の得意な釣りで攻めた方が効率的だと思いませんか? 特にトーナメントでは、プレッシャーで釣れる数こそ減りますけど、限られた時間内で探すには効率的かつ得意な釣りが必要になってくるんです。他の選手がライトリグで撃った後はクランクベイトじゃ釣れないと思われてるかもしれませんが、そんなことはないんです。獲りこぼしが拾えるし、クランクにしか反応しない魚だっているんですから。それも大きい魚が獲れることだって多いんです
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---アクセントとして使うことは多いと思いますが、なかなかメインには…という方も多いかと…。 |
クランクベイトを信じ切って、投げて巻く。じゃないと、釣れません。少しでも『ワームの方が釣れるんじゃ…』と考えてしまった時、もう自分のクランクには釣れない。浮気心に魚は答えをくれないんですよ。何だか精神論になっちゃいましたね(笑)
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---クランクベイトには強い精神力が必要だと。 |
バス釣りって、体力より精神力が重要ですよね。トーナメントアングラーは時々アスリートってカッコ良く呼ばれてますけど、そんなことないと思うんですよ。他のスポーツでこの歳になって、自分の息子たちと同じくらいの年齢の選手たちと対等に戦えるなんてあり得ないですからね(笑)。言うなれば、チェスとか将棋とかと同じジャンルなのかな。体力では負けるけど、経験じゃまだまだ負けませんよ(笑)
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---最後に、最終戦の戦略をお聞かせ下さい。 |
利根川は昨日(9月下旬)まで釣りができるような状況じゃなかったんですよ。先日大きな台風(9号)が襲ったじゃないですか? ここ15年くらいで一番の大水だったんですよ。ミドルレンジのカバーは流されてるだろうし、魚が流されている可能性もある。戻って来てくれればいいんですけど。またイチからエリアを探して、ベイトフィッシュの動きを見て魚のポジション探しをしなきゃなりませんね。ところで、今まで『ラッキークラフトカップ』の試合前って、台風が来て2度も延期されてるんですよね…今回は大丈夫なのかな?(笑)
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---「嵐を呼ぶラッキークラフトカップ」(笑)は10月14日、アツい火ブタが切って落とされる!! |
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